9月 2014

西武地区認知症介護者家族の会を行いました


本日は、入間市西武地区認知症介護者家族の会の記念すべき第1回目の集まりを行いました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。



認知症所沢家族の会の代表となってから、このような家族会がもっと各地域にあって良いのではないかということを考えていました。

所沢の家族会には狭山市・入間市・飯能市・ふじみ野市の方もご参加されています。

ですが月に1回とはいっても、遠方の介護中の方にはやや負担感もあります。


介護家族はその悩みや愚痴を聞いてもらいたい、共感できる仲間がほしいと思っています。

話す相手がいくら親しい友人でも、介護経験のない人では共感してもらえない事がほとんどでしょう。


行政書士事務所を構えているのは入間市にある実家の一室です。

その入間市にも定期的に開かれている家族会はなかったのです。


そこで、潜在的にどのぐらいのニーズがあるか不透明ですが、とにかく「場」をつくろうという想いから、入間市福祉部高齢者福祉課の方を通じて、西武地区包括支援センターヘとつないでいただきました。

数回の話し合いを経て、本日無事に第1回目を行うことが出来ました。

西武地区包括の皆様、ご尽力いただきありがとうございます。



さて、当初の見込みでは数名の出席があれば良いだろうとの見込みでしたが、介護者家族10名、民生員の方を含め関心のある方5名、全15名のご参加をいただきました。

介護家族とひとことで言っても、状況は様々で、みなそれぞれのお困りごと・悩みを抱えていらっしゃいます。


やはり「本音を話す場がない」「情報を知りたい」という声をいただきました。


この会で悩みや愚痴をこぼしたり、仲間を見つけていただくことで、少しでも介護の負担が軽くなるようにお手伝いしてまいりたいと思います。



これから毎月1回行う予定です。次回は10月28日(火)。

会場手配などは、まだ包括におんぶに抱っこ状態ですが、ゆくゆくは市民活動として自立できるよう進めていきます。

この会が良い地域コミュニティーをつくる一端を担う存在となれますよう、地道に活動してまいります。




世界アルツハイマーデー記念講演 by 公益社団法人認知症の人と家族の会埼玉支部


昨日は、公益社団法人認知症の人と家族の会埼玉支部の世界アルツハイマーデー記念講演会でした。

講師は五島シズ先生。

五島シズの認知症介護相談室 ~諦めません認知症ケア~

もう30年以上も認知症介護のことに携わっていらっしゃいます。

その経験に裏打ちされたお話は、とてもわかりやすく、参加された皆さんの参考になったことでしょう。

認知症介護のあれこれの話もほとんど実例を交えてのもので、自分の経験に照らしても「ウンウンそういうこともあったなあ」と思いかえされました。

質疑応答も多くの方が手を挙げられ、困っている人はやはり多いと感じます。

講演終了後も、個別相談に時間を割いていただき、大変なことだったと思います。
五島先生、ありがとうございました。



世界アルツハイマーデー街頭活動に参加


9月21日は世界アルツハイマーデーです。

公益社団法人認知症の人と家族の会埼玉県支部では20日(土)に、県内3箇所で、認知症への理解を求めてリーフレット等を配付する街頭活動を行いました。

私は世話人として、川越駅の街頭活動に参加しました。


認知症所沢家族の会 定例会


9月17日は認知症所沢家族の会の定例会でした。



介護対象の夫が施設に入所したことにより、介護の疲れから開放された方が数名いらっしゃいました。



施設入所を選択せざるをえなかったときは、後ろめたい気持ちもあったでしょう。

しかし、どうしても在宅の介護では限界もあります。

介護者が健康的でいられるからこそ、十分な介護が行えるんです。

精神的、肉体的に疲弊してしまったときには施設入所の選択は決して間違っていません。


ciao-てっく ファシリテーター


本日は入間市が主催する「地域型認知症予防プログラム ciao-てっく」の第2回目でした。


ciao-てっくとは?広報いるまNo.1144より)
このプログラムは、楽しく認知症を予防しようという、新しい取り組みです。
認知症になる前には、計画力、エピソード記憶、注意分割力の3つの機能が低下するといわれています。3つの機能を鍛えるために、グループで旅行プランを立てたり、ウオーキングを取り入れた活動を行ったりします。4カ月後には、自主的に旅行やスポーツなどの活動が出来ることを目指していきます。
※旅行に行くことを目的としたグループ活動ではありません。認知症予防のために旅先を調べ、知的活動を活発にします。

地域型認知症予防プログラムの詳細はこちら