7月 2014

市民活動グループ[みんなで学ぼう認知症]に参加


昨日は、みんなで学ぼう認知症という市民活動グループの定例会へおじゃましてきました。

NPO法人所沢市思い出語りの会の方を講師に招いての講義でした。

回想法の実践ですね。

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回想法ってなんですか?(認知症フォーラム.comより)
過去の懐かしい思い出を語り合ったり、誰かに話したりすることで脳が刺激され、精神状態を安定させる効果が期待できます。長く続けることで認知機能が改善することも明らかになり、日本でも認知症患者のリハビリテーションに利用されるようになりました。
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今回は2人組で実習を行いました。

お題は「ふるさと」、「子供の頃の懐かしい食べ物」でした。

まず大事なのは「傾聴」。聞いてもらうことの心地よさを双方が感じること。

次に相手のことを知る。よく聞くことで、相手の関心のありかをつかむ。そしてそれを話題に取り込んでいく。

まあ、そんな難しいことではなく、思い出話って、楽しくおしゃべりができますね。
時間が短かったので、しゃべり足りない!って感じもしましたが、雰囲気はつかめました。

思い出語りの会の標語?
「聴かせてもらって、ありがとう」
「聴いてもらって、ありがとう」
思い出語りの活動は、人と人をつなぐ架け橋です。

とてもいい言葉です。

ピアところ定例会でタクティールケア体験


本日は「ピアところ」に参加。

ピアところは、昨年行われた早稲田大学健康福祉ネットワーク主催【認知症ベストケアパートナー養成市民講座】の参加者が主体になって活動している、認知症について地域(所沢を中心に)で考えるグループです。

まだ自立というには遠く、早稲田大学人間科学学術院の加瀬教授を始めとして関係の方々にお世話になっています。

前半、小手指にある「介護事業所シルバーネットビー」の田中淳一さんから、戸外歩行訓練の散歩ボランティアについてのオリエンテーション。

後半は【タクティールケア】講習会。
講師の資生堂リサーチセンターの岡部さんは、人間科学学術院の2年生でもあるそうです。

タクティールケアは『手を使って10分間程度、相手の背中や手足を「押す」のではなく、やわらかく包み込むように触れる』認知症や末期がん患者が抱える不安や痛みを和らげるケアの一つです。

今回は手をマッサージしてもらいました。

やってもらうと気持ちいいです。

認知症のケアについてもいろいろな方法があります(ユマニチュード、バリデーションなど)が、「認知症の人と心を通わす」「相手の事を考える」ということが基本理念ですね。

私がおじいちゃんにやると、嫌がられますかね?
やっぱり女性の方がイイって言うでしょうね ^^;

認知症の母が、急に怒りっぽくいらいらするようになって・・・


認知症の母が、ここ2-3日イライラして怒りっぽい。
以前は一過性のものだったが・・・
どう対処したらいいんでしょう?

というお悩み。

そうですね。
人によっては本当にいつでもイライラして、腫れ物を触るように介護している場合もあるでしょう。

なぜ怒りっぽくなるのか?

怒りっぽいのは認知症の人だけではありませんよ。
そして、だれだって時にはいらいらを発散させたいこともあるでしょう。

認知症の人は、自分の思っていることをうまく表現できなかったり、やりたいことが思い通りにいかないことが多くなるので、よりイライラしやすいのではないかと思います。

一緒になってイライラしてはいけません。

笑顔で優しく接しましょう。
なかなか容易ではないことはわかってますけど・・

認知症所沢家族の会 定例会


本日は認知症所沢家族の会定例会でした。

私、森本は今回の代表を努めております。


暑い中、介護家族9名、世話人5名にお集まりいただきました。

いつもより少なめの人数でしたが、その分一人ひとりの話す時間が長く取れました。

来月は夏休みをいただきます。
次回は9月17日(水)です。